IoT(Internet of Things)は人を中心とした「コト」のインターネット

続けて「ICTを活用して、どのような新しい文化を創造するかが重要になる」。パナソニックの梶本氏は講演でこう語った、と日経コンピュータの竹居記者は伝えています。

そして、IoTが一過性のブームに終わらないよう(システムの初期投資や運営のコストの関係でその懸念があるとのこと)、IoTを生かした新しいビジネスモデルを徹底的に検討し、構築コストを上回る価値を設計することだろう、と提案されている。

その価値は同記者も記す「顧客」に新しいメリットを提供すること。冒頭のモノのインターネットを、人を中心に「コト」と捉え、新しい文化の創造だとする発想もいいですね。ものづくりビジネスも、ユーザーに新しい価値を提供するサービス業に他なりません。